書籍、音楽がデータ化してそれが一般的になった今、データ化していないのは「お金」である。日本以外ではスマホを利用した決済がものすごい勢いで普及している。金融インフラがない地域ではスマホが普及してスマホがインフラとなっている。さて、日本ではどうだろうか。スマホを利用した支払いはそれほど普及していないが、電子マネー払いやクレジットカードは相当普及してきているようだ。2020年東京オリンピックに向けて日本政府が力を入れている政策の一つが現金以外の支払いである。電子マネーは日本在住向けのサービスなので日本以外では使えない。そうなるとクレジットカードである。小さな店でクレジットカードが使えない理由は簡単。3%から5%程度の手数料、これだけだ。観光客にもっと来て欲しいと思うなら外国語表記よりもまずは支払い方法を充実させるべきである。クレジットカード決済を導入するだけで十分である。当社でも家賃をクレジットカード決済できるようにしている。
結局、売り手目線かそれとも買い手目線なのだ。