あいさつ

まず、重大な事実から。岡山倉敷への観光客は台湾もしくは香港からがほとんどである。中国からではない。ここをまず押さえておかないから観光客向けの対応がおかしくなってしまう。

つまり、主な観光客は英語圏ではない。言い換えると、「漢字圏」からの観光客と言える。したがって全て英語で対応することが決して良いとは限らない。例えば、どこからの観光客か知りたいなら”where are you from?”と聞くよりTaiwan? Hong Kong?と聞くほうがお互いにわかりやすい。よくある間違いは外国人観光客=英語。岡山の場合、初めて日本に来たという人は少ない。ある程度日本語、漢字が読めるアジア圏からが多い。そういう観光客なら「簡単な日本語」で十分である。ただ、この「簡単な日本語」に慣れていない人がとても多い。自分は長年外国人に日本語を教えるボランティアをした経験があるので「簡単な日本語」に切り替えることは容易である。よく誤解するのは「簡単な日本語」=子供に話す日本語。これは非常に無礼なので気をつける必要がある。こういう細かいことは実は海外滞在経験があれば自然と理解ができるのだが地方都市で経験のある人は少ないのでなかなか難しい。

また、もうひとつ抜け落ちているのはあなたがお客さんと何をしたいかではなくお客の立場で考える習慣である。自分が観光客だということがないから全くわからないのだ。いきなりいろいろ話しかけられても正直迷惑だ。それよりも食べたい、飲みたい、買いたいそれだけ。食にこだわるあまりいちいちメニュー説明したがる性格は逆に無駄。それよりも写真と値段が明確であること。

最後に、外国語運用能力は結局のところ母語次第である。母語運用能力が低いのに外国語がうまくなるはずはない。こちらを参照

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